世界らん展2025

母から電話で「世界らん展に行きたい」と言われ、私も花が好きなので一緒に行くことに。土日は混雑するだろうな〜と思い、有休を取って平日に向かった。

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まずは腹ごしらえ

まず腹ごしらえ。九段下駅からすぐの寿司政へ。

お昼のおまかせ握り 竹 5,500円。こじんまりした店でいい雰囲気だった。テンポよく出てくるので20分くらいであっという間に食べ終わる。タクシーで5分ほど乗って、水道橋の東京ドームシティへ。

世界らん展へ

らん展はちょっとわかりにくい場所にあって結構迷った。東京ドームホテルの裏手にある「プリズムホール」で、ひっそり開催していた。東京ドームでど〜んとやってるのかと思ったよ。

チケットは事前購入がマスト

私は事前に電子チケットを買っていたので待ち時間なしで入場できたが、当日券は長蛇の列で30〜60分は待ちそうな雰囲気だった。

らん展に来ている方々は母くらいの年齢層が多いから電子チケットの事前購入なんてハードル高いだろう。

入り口で観察してたけど、事前チケットを持って来ていた人はみんな紙のチケットだった。スマホ見せてる人は見たところ私たちしかいなかった。

壁一面の蘭の花

会場に一歩入ると、壁一面に蘭の花が咲き乱れていて天国みたいだった。

日々スクリーンばかり見ている疲れた目が潤ってゆく…。
お花のいい匂いが会場全体に広がっており、身体が浄化されていくような。私はこのエントランスの展示が一番よかったなぁ。

私が行った日は最終日の2日前だというのに、蘭は満開で美しい状態が保たれていました。
スタッフさん達が管理してくれているんだろうな、と。

全国から集結!珍しい品種の蘭

エントランスを過ぎると、全国から集まった蘭を観ることができる。

進むのが大変な混雑具合
フレングランスコーナー

初めてなので展覧会の意味をよく理解していなかったのだが、もしやここがメインイベントなのかな?
コンテストの展示スペースが一番大きく取られていた。

美しい線が描かれた蘭
花びらが大きい蘭、花菖蒲にも見える

大事に大事に育て上げられたお花たちは、どれもとっても可愛い!

ちょっと残念だな、と感じたのは空間デザイン。
公民館?と思うくらい雑多に並べられているので、ちょっと蘭が可哀想にも思えた。

主催者側の問題だけど、空間デザインの会社にしっかり依頼をしてもっと展示に力を入れたら何倍も良くなるのに。

プリント柄のようなおしゃれな蘭

手で触れてはダメだけど、鼻を近づけて香りを嗅ぐことは大丈夫。一つ一つ全然香りが違う。
ムスクの匂い、ジャスミン、レモン、バニラ、、、いろんな香りが楽しめた。
個人的にはワイン呑みたくなった。(笑)

吊るすタイプの蘭も
2024年の受賞作品

假屋崎省吾さんの展示

出口付近にある假屋崎省吾さんの幻想的な展示。ピンクと青の蘭がとても艶やか。
奥の販売スペースにはご本人もいらっしゃっていた。

黄色の小さい花も蘭の一種

人が多くて疲れたけど、珍しい蘭を沢山観れて、良い香りを嗅いだり、目も潤って良かった。
やっぱり花はいいですね。

観に来ているおばさまたちも「ま〜かわいいわねぇ。」「綺麗だねぇ。」などと絶賛していて、花や植物好きにはたまらない展示だと思います。

のろのろ観て、滞在時間は1時間〜1時間半くらい。出口付近には蘭の物販ブースが豊富にあり、お土産に購入している人もたくさんいた。

花より団子

今日のもう一つの目的。
母が「テレビで見てから食べたいケーキがある。」と言うので赤坂見附のホテルニューオータニへ。
ニューオータニなんて、私の人生で一度も縁がなく、母は50年ぶりとのこと(笑)

新エクストラスーパーメロンショートケーキ

名前からしてとにかく凄。
たいへん貴重なメロンを使用しているらしく、1日20個限定というので事前予約して挑んだ。このページから取り置き可能)

新エクストラスーパーメロンショートケーキを撮る母

大きいので70代の母にぜんぶ食べられるのか心配していたが、普通に一人で平らげていた。(私は苺のショートケーキを注文)。生クリームがさっぱりしていてスポンジも消えるように軽い。一番はメロンのジューシーさ。めちゃくちゃ美味しかった。

「あれはホントに食べておいて良かった!」母と帰りの電車でも感激。
もはや蘭の花よりも、ケーキの方が印象に残る1日となった。

女子は花より団子よね。


写真 : まりん

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