中毒性のある和え麺「老麺店」
迪化街でお買い物を楽しんだ我々は「老麺店」へ。
こちらは創業70年以上続く老舗でご高齢の亭主が切り盛りされていた。彼は日本語を話してくださり、とっても優しかったです。
日本の統制時代、そして中国の統統制時代の厳しい時代を生き抜いてこられた方なのかもしれません。
看板料理は飾り気のない、この和え麺。
一口食べて「うま!!何これうまーーー!!」ってほんと自然に叫んでしまった。
クセになるというか中毒性があるくらい。
麺がもっちもちで台湾でこんな美味しい麺って初めて食べたかも。餛飩湯(ワンタンスープ) も良い感じ。
この和えてるタレがすんごい美味しくて…。胡麻と何が入ってるんだろうか。
この後、ホテルに戻って休んだり、本屋を物色したりしました。
台湾最後の夜に熱炒「21号鵝肉海鮮」
台湾プロの台湾人のお友達、ケニーちゃんと合流。
熱炒(居酒屋)が連なる賑やかな通りにある 21号鵝肉海鮮を予約してくれていた。
ケニーちゃんが選んだこのお店は、ザ・熱炒なお店なので、台湾で熱炒を体験したい人。酒好きにはとても良いと思う。
営業時間も16時半〜翌3時半までと長いので、旅行者にもありがたい。
店頭にある海鮮や野菜を選んで、料理してもらうことができる。台湾は海が近いので海鮮がたくさん。
私はナマコが気になったので「食べてみたい」と言って料理してもらうことに。
お魚たちはキラキラしてほんとに新鮮。手前がイトヨリダイかな。
今が旬だという筍。台湾では甘いマヨネーズと一緒に食べるのが定番。
ナマコは炒め物で登場。
日本だと「ナマコ酢」以外の調理を見たことがなかった。ナマコって火を通すと、コリコリというよりはモソっとした食感になる。なんだろ「無」な味。
アサリとバジルを多分バターで炒めた料理。アサリの身がぷりっぷり。
「21号鵝肉海鮮」の看板料理でもあるガチョウ肉。
しっとりしていて、美味しい。
竹の子炒め。これもツマミに最適だった。
途中、ケニーのゲイ友が増えて4人でずっと卑猥な会話をし続けてましたとさ。
ケニーの友達に下品な台湾華語を教えてもらったり。
ここではケニーちゃんがいつの間にお会計を済ませてしまっていた。ありがとうケニー!
夜の街「林森北路」のバーへ
21号鵝肉海鮮を後にして、歩いて林森北路へ。
林森北路というこの場所は、日本人街とも言われていて、バーやスナック、クラブが軒を連ねている。
台湾によく来るビジネスマンや駐在員なら必ず知ってるエリアだそう。
旅先での夜遊びは気をつけて行けば楽しいので、事前に調べて目当ての店に行ってみても良いですよね。安全だけはくれぐれも気をつけて。
ケニーちゃんの働く店へ。
台湾のゲイバーってどんなもんかと言うと、特に特別なサービスがあるわけでもなく、ほんとに普通のバーと変わらない。
もちろん店によって違うと思います。このバーは料金も日本の普通のバーと一緒。集まる客がゲイってだけ。
いつも居る常連客が来て、再会を喜ぶ台湾プロ。
カラオケがあるので懐メロ好きな私はたくさん唄いました。
日本のスナックと同じく、順番に唄ったり、誰かが唄い終わったら拍手し合う。日本語の歌を唄ってくれる台湾人もいて(日本語上手!と言ったら照れてた)、嬉しかったなー。
私が何曲か唄ってる間に、気がつくとキョンキョンがベロンベロンに酔ってる(笑)
「やばい!コイツ、ろれつがまわってない!私がしっかりせねば!」
そんな感じでタクシーでホテルに帰り、コンビニで買った台湾のカップラーメンを啜った深夜1時半。
台湾最後の夜が更けていったのでした。
台湾プロおすすめドラマ
台湾プロが教えてくれたんですが、林森北路の雰囲気を知るのに良いドラマがあって
Watch 華燈初上-夜を生きる女たち(Netflix) がおすすめだそう。
台北の林森北路を舞台に繰り広げられる80年代のバブル期のドラマだそうで。当時の林森北路の雰囲気が掴めるんだって。
そのドラマの画像加工アプリで作ったケニーちゃんのバーの皆さん(許可を得て貼ってます)
なんか落ち込んだときにこれ見たら元気でるわ(笑)
ケニーちゃんは日本が大好きでもう300回くらい来てるんだとか。
この前も東京に遊びに来たので、新宿二丁目で一緒に呑みました。
ケニーちゃんは呑み方が誰よりも豪快!
泥酔いしてるのに、別れ際に台湾の美味しいパイナップルケーキをくれたりする優しい人です。
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