大きな骨折で不安を抱えている方へ、少しでも自分の情報が役立てばと思い始めた日記です。2019年末に脛骨・腓骨の開放骨折と大腿骨頸部を骨折。
初めて読む方は「骨折日記はじめに」からご覧ください。
HCU を脱出!個室へ
朝、看護師さんに「個室へ移動しますよ〜」と突然言われて、HCU(集中治療室)を脱出。
病院側の都合で、大部屋のベッドを用意できないことから無料で個室を使っていいらしい。
これって私が泣きわめいたことにつながっているような…。HCUは、とにかくず〜っと電子音が鳴り響いており、精神安定剤を飲んだ時以外、深く眠れた記憶がない。
私が見た幻覚症状
↓こんな感じで患者の容態がいつ変わっても看護師さんが一発で気がつくよう、カーテンは常に開けっぱ。
私のベットの左側は壁なのに、私「昨夜、学生さん達がそこの部屋で議論してましたね。夜中まで忙しいですね。」と看護師さんに言ったら、ギョっとされた(笑)幻聴が聞こえるまでになっていたのは今考えても怖い。
地獄から天国へ
HCUと個室は、地獄から天国くらい違かった。
今までどれだけ騒がしい渦中にいたのか…。散らかっていた頭が、すっきり落ち着いた。
個室に移動した瞬間から、戦場から救出された患者のようにスヤスヤ安らかに眠った。
↑これが移動した先の個室。
手前にトイレとシャワーがある。(導尿カテーテルだったので結局使わなかったけど)
3回目の手術
折れた骨が皮膚を突き破っている箇所は皮膚が無い。(私がした最初の手術についての日記)
今回の手術で、太モモから皮膚を移植するかも。と医師から聞いていた。正直ビビリまくっていたが、周辺の皮膚をひっぱって何とか塞げたらしく、結局移植はしなかった。
1番大きい穴は今回塞がって、もう一つ穴がまだ開いている。それは次の手術にするそう。
単純な骨折と違って、骨が肉と皮膚を突き破るというのは、こんなにも治療が複雑で大変な事になるんだな…と思った。
傷口と骨を洗浄・消毒するための手術。
感染がないかどうか具合を見てるので、なかなか傷穴を閉じないのね。
もし感染がある場合、細菌が血液中に侵入し、臓器の機能不全が現れ、死亡する(敗血症)可能性もある。
手術後、1人の先生に
「すべて順調にうまくいっています。」と言われたのは嘘でもなんでも心強かった。
ただ毎回の手術のための半日の絶食。痛い麻酔注射。つらい。
※この記事は入院中、別ブログに書いたものを、このブログへ移動しました。
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