骨折日記#05 猫はどうしよう

大きな骨折で不安を抱えている方に、少しでも私の情報が役立てばと思い、始めた日記です。私は2019年12月に脛骨・腓骨の開放骨折と大腿骨頸部骨折を経験しました。
初めて読む方は、まず「骨折日記はじめに」をご覧ください。
※入院中に別のブログに書いた記事を、こちらのブログへ移動しています。

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一番の心配はねこちゃん

とにかく入院して一番の心配事は、猫だった。
次に治療費と入院費用!

私は黒猫を2匹も飼っている。

台湾旅行から猫の面倒をお願いしているケイコに、引き続き見てもらえないだろうか…。お願いをした。彼女は快くOKしてくれたが、ケイコも普通に仕事をしており、毎日私の家に通うのは大変だろう。

彼女だけではあまりに負担が大きいだろうと思い「猫の面倒、みるよ!」と申し出てくれたキョウコさんにも、思い切ってお願いした。

二人は面識がないのに、私の部屋で昨日会って、今後の猫達の面倒を見るシフトを打ち合わせしてくれた。もう…ほんとうにありがとう。一生このご恩は忘れません。

そういえば私のバイクってどうなった?

そういえば、私が乗っていたバイクはどこへ行ったんだろう?急に気になった。

確か警察の人が「落ち着いたらここに電話ください。」とメモを残してくれていたな。と思い出し、看護師さんにバックを取ってもらい(動けないので)警察署に電話。

警察官は「あの後大丈夫でしたか?大変でしたね…。事故証明書が必要でしたら言ってくださいね。」と丁寧に話して下さった。

私のバイクは”事故車”という張り紙をつけられて事故現場に置きっ放しになっているとのこと。

毎日一緒に通勤していた私のバイク。私はこんなズタボロだけどバイクはいったいどんな状態に…。置きっ放しにされて可哀想だなと思った。

そして突然思い出した。本来の常識ある大人ならば、真っ先に思い出すこと。
そう!保険会社である。

ホンダの正規店でバイクを購入した時、担当の方がたしか
「もし事故にあったら、すぐに私に電話下さいね。」と言ってくれた事を思い出した。

保険は偉大である


私は普通免許を持っていない、原付免許のみのペーペーなので、知らなかった。
保険のすごさを。

ホンダのバイク正規店の担当のWさんに電話。

Wさんは「ええー!!大丈夫ですか?」とめちゃくちゃ心配してくださり、色々説明をしてくれた。そして「治療費、入院費、全部保険でおりますよ!」と教えてくれた。私はバイク購入時に、Wさんが勧めてくれた任意保険に入っていたのだ。

Wさんには「後は全部私の方でやるんで、まりんさんは治療に専念して下さい。」と言ってくれた。
私がやる事は健康保険証を病院に出すだけで良いそうだ。

更に私が猫を飼っている事をWさんは覚えてくれており、キャットシッターのサービスも保険で受けられます、と教えてくれた。

お金の事、猫の事、不安でしかたがなかった事が解決され、私は電話口でボロ泣きしていた。

キャットシッターさんは、以前から契約しており、よく知っていた。家の鍵も預けていたのでLINEでお願いするだけだった。

いつまで続くのか先の見えない入院。
仲が良い友人とはいえ、ずっとお願いし続けるのはあまりに申し訳なくて気がかりだった。保険でキャットシッターさんに依頼ができるは、心底ありがたかった。

ケイコとキョウコさんにお礼を言って、キャットシッターのHさんにLINEで仕事を依頼をした。ホッとひと安心。

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