骨折日記 はじめに 2024 5/20 骨折 2024-04-14 大きな骨折をして不安で仕方なくて、ここに辿り着いたあなたへ。私も同じでした。自分と同じ自分の体験記が皆さんの希望になればと入院中に骨折日記をスタート。このページでは私の骨折日記を一覧でまとめています。入院は医療業界へどっぷり浸かれる良い機会(ポジティブに)。どうせ痛いのなら、医療機関に留学したのだと思って無駄に詳しくなっちゃいましょう。今後の人生で医療系の人やご高齢者と話しやすくなりますよ。 急性期、回復期、慢性期とは? 医療機関では患者の状態を3つのステージに分類します。 急性期命が危機状況なヤバいステージ。救急車の受け入れをしているのは急性期病院です。東京だと2週間入院して「こいつ死ななそうだな」と判断されたら、退院または回復期病院へ転院が一般的。急性期と回復期を兼ねてる総合病院も多い。回復期死の淵から這い上がり回復を図る時期。危機を脱したとはいえ合併症のリスクはまだ残っているので油断できない。病院によって違いますが、回復期リハビリ病院は「え?仕事?」ってくらい一日中リハビリがあり暇なんてない。慢性期長期にわたる治療を続ける必要がある時期。症状が安定していて経過はゆっくりだけど、この時期の患者はみんな何かしら困っていたり悩みを抱えている。私も一番辛かった。 目次急性期 – 死の淵から這上げる 2019年(37歳)台湾旅行を終えて、羽田空港からバイクで帰宅中に転倒しガードレールに突っ込む(単独事故)。急性期病院Kへ緊急搬送され即入院、同日中に手術。死ななかった日・その1死ななかった日・その2私が受けた手術について 損傷箇所・左脛骨・腓骨(スネ)を開放骨折・左大腿骨頸部(股関節)を単純骨折・脊髄(背骨)の軽度損傷※脛骨・腓骨(けいこつ・ひこつ)…膝下の2本の骨の名前※開放骨折 複雑骨折の一種で骨が皮膚の外に飛び出る骨折※髄内釘挿入手術 金属棒を骨の隋内に入れる手術 最初の手術は髄内釘挿入手術 12月4日 骨折後1日め12月5日 骨折後2日め脛骨腓骨の2回目の手術の際、私が手術台に乗る時にかなり痛がってる様子を見て、左大腿骨頸部(股関節辺り)も骨折していることが判明、急遽追加手術となりハンソンピン固定。 ピン固定(大腿骨)この後4回も手術する羽目になるとは… 12月6日 骨折後3日め12月7日 骨折後4日め12月8日 骨折後5日め12月9日 骨折後6日め 脛骨腓骨の3回目の洗う手術12月10日 外傷の経過記録(観覧注意)12月12日 骨折後9日め 脛骨腓骨の4回目の手術でやっと皮膚を閉じる12月14日 骨折後11日め 導尿カテーテル抜去、離床※12月16日 ドレーン※抜去、車椅子自立12月17日 骨折後14日め 転院の話がでる12月18日 骨折後15日め 松葉杖の練習開始、シャワー可12月23日 抜糸 入院生活について 病院食について 回復期 – 病院への不安が募る 12月24日 骨折後21日め 急性期病院Kから、回復期病院Yへ転院12月27日 骨折後24日め 1/3荷重開始、松葉杖自立入院友達の木村さん12月31日-1月1日 一時帰宅、猫に再開一時外泊 一時外泊2 2020年1月4日 この骨折日記をスタートするリハビリの内容リハビリ病院で泣きたかった事1月15日 骨折後1ヶ月と12日目 PTB免荷装具練習開始1月17日 PTB免荷装具+ロフスト杖歩行可能1月19日 骨折後1ヶ月と16日目大腿骨頸部が萎縮(大腿骨変形治癒骨折)、飛び出たハンソンピンが大腿筋膜張筋と擦れ激痛 1月24日 骨折後1ヶ月と21日目主治医と回復期病院の医師と診察1月27日 1/3免荷から全免荷に戻る2月7日 私の希望を押し切って退院 慢性期 – 私の足って本当に治るの? 退院後の生活について(前編)退院後の生活について(後編)2月13日 脛骨腓骨は全荷重、大腿骨は全免荷、家では片足ケンケン、外出時は両松葉杖2月27日 大腿骨は癒合なし5月3日 骨折後6ヶ月目7月30日 人工股関節の話が出る、脚長差2cm8月23日 骨折折後9ヶ月目9月3日 友達に松葉杖を教える9月23日 外反骨切り手術が決定 大腿骨の再手術 10月27日 M病院へ入院 今日から再入院10月28日 手術について大腿骨変形治癒骨折矯正手術・外反骨切り術10月30日 長い傷跡離床、松葉杖でトイレ自立 11月3日 骨折後11ヶ月目11月4日 骨折プロによる「入院時必要な物」11月7日 手術後のレントゲン写真11月13日2回目の入院から16日で退院 12月3日 骨折から一年間経過12月6日 これから松葉杖の方へ12月9日 1/3荷重※開始12月23日 2/3荷重開始 2021年1月6日 全荷重3月1日 飲食業を諦めて在宅勤務可のIT会社へ就職5月22日 骨折後1年6ヶ月目30分以上歩行の際はロフスト杖※使用 抜釘手術 11月9日 M病院入院 骨折後1年11ヶ月目11月10日 抜釘手術(大腿骨頸部骨折偽関節術後、脛骨腓骨開放骨折髄内釘挿入手術後)11月11日 抜釘手術って痛い離床、車椅子でトイレ自立11月13日 抜釘手術について両松葉杖自立11月15日 退院11月18日 抜釘手術から一週間12月10日 抜釘手術から1ヶ月 2022年2月26日〜6月1日近所の整形外科病院Hに週一でリハビリ通院ロフスト杖または両松葉杖生活6月8日 大腿骨壊死が判明 (外傷性大腿骨頭壊死)脚長差4.5cmH病院でのリハビリは中止(骨折後2年6ヶ月目) セカンドピニオンで人工股関節手術へ 8月5日 セカンドピニオン 整形外科F病院へ診察9月3日 骨折仲間と激励会9月4日 F病院入院9月5日 手術当日9月6日 離床、尿道カテーテル、点滴抜去、松葉杖自立9月7日 片松葉で歩ける振り返って思うこと色々人工股関節手術について9月10日 杖なし歩行が可能になる9月11日 退院9月19日 退院後どれだけ動けるか10月1日手術後2週〜3週間目(骨折から2年10ヶ月目)10月8日 杖なしで外出し始める10月30日 杖なしで早歩き可能11月1日 一泊二日の旅行11月14日 杖はもう使っていない12月3日 事故から丸3年経過 2022年8月20日 健常者と変わらない生活後遺障害として脚長差有り、一日中立ち仕事は不可能、くるぶし痺れなど 入院した病院(病院F以外は全て都内) 入院した病院(病院F以外は全て都内)病院K = 最初に緊急搬送された急性期大学病院(主治医常勤の病院)病院Y = 回復期リハビリテーション病院(主治医の非常勤病院)病院M = 総合病院、骨切り、抜釘で2回入院(主治医の非常勤病院)病院F = 人工関節手術を得意とした整形外科病院(千葉)外来のみ病院H = 整形外科病院(リハビリのみ現在も2ヶ月に1回ペースで通ってる) 用語説明 髄内釘挿入手術 = 隋内(骨の中)は空洞になっており、そこにチタンの棒を入れて固定する手術方法開放骨折 = 骨折した骨の端が内部から皮膚を破って外に出ている複雑骨折の一種導尿カテーテル = 尿を排出させるためのチューブドレーン = 体腔内に溜まった水分、血液、リンパ液、膿瘍などを体外に排出するための管と機械PTB免荷装具 = 下腿や足部に荷重をかけないようにする装具(日記内でも説明)ロフストランド杖 = 安定度の高い杖骨癒合 = 骨がくっつく事全免荷 = 足に体重を一切かけない全荷重 = 足に体重を全部かけて大丈夫 ※骨折日記で自分のことを「若い患者は」と何度も書いてますが、病院って80代前後の方がほとんどなのでそれに比べたら若いと書いてます!病院内では「まだ若いから大丈夫」と何回も言われる。入院あるある(笑) 骨折 30代骨折 大腿骨頸部 大腿骨骨折 頚骨腓骨 骨折日記#02 親不孝な娘 関連記事 骨折日記#03 何ヶ所折れてんの? 2024-04-16 骨折日記#02 親不孝な娘 2024-04-15 骨折日記#04 天井しか見えない 2024-04-18 骨折日記#06 新たな骨折見つかる 2024-05-20 骨折日記#05 ペットはどうすんの!? 2024-05-20 コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 Δ